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2018-11-12イベント

第一回 カスタマーアドバイザリーグループ CAG

  • 第一回 カスタマーアドバイザリーグループ CAG

    開催日 2018年11月6日(火)

     

    今回は日本で初めてのCAG開催となりました。Jon Beckstrand(CEO)、Adam Decaria(EVP of Customer Success)、Chad Fox(Managing Director of Asia Operations)が中心となって会を進行しました。

    当日のスケジュールは以下の通りで、どの様な内容を話していたのかは内容概要をご覧ください。

     

    トピック

    内容概要

    1

    CAGおよびコンセプトの紹介

    CAGはCustomer Advisory Groupの略称で、MasterControlを現在ご利用いただいているお客様で構成されるグループとして各地域に設置されており、他のお客様や弊社担当者と製品やサービスに関する情報交換等を行っています。他の国ではAdvisory Boardと言うことが多いですが日本ではAdvisory Groupと言うことにしました。開始前にバッジをお配りし、お客様同士またMCスタッフが区別できるようにしました。

    2

    オンラインアンケート返答

    5月7日から11日までに実施されたアンケートにより製品やサービスについてのご意見をいただき、コメントについては全て社内で共有し可能な限り返答を行いました。(質問および回答一覧は後述します。)また、個別の機能ではなく製品やサービス全体に関してメールでいただいた質問はJonおよびAdamから直接回答がありました。

    3

    ハッカーさんとは

    国外ではHackathonと言う名で機能開発を一気に行うイベントが行われています。日本では馴染みがないので弊社では「ハッカーさん」として実施することにしました。通常ライブで意見を募り、その場でお客様同士や開発者を含めて機能の試行錯誤を行うのですが、日本では初の試みでしたのでアンケートやこれまでの要望から8つを厳選し、お客様による投票形式により1つを選出する運びとなりました。

    4

    投票

    参加者全員にスマホを配布し、トーナメント形式で二者択一していくのですが、前方のスクリーンに映し出されたグラフが動く様は面白かったと評判でした。(8つのアイデアは後述します)

    5

    USチームの紹介

    このCAGセッション中は終始、USの開発チームとテレビ会議で繋がっており、今回はその中でも「Team Hulk」のメンバーが開発を担当することになりました。

    6

    最後に

    今回選出された機能の発表は11月29日(木)10:00にWebexで行われます。15分程度なのでCAGのメンバーは是非積極的に参加していただければと思います。

     

    アイデア一覧

    投票対象となった8つのアイデアは以下の通りです。

    1

    スケジュールタスクのタイムゾーンの設定が可能になる

    現状スケジュールタスクはGMT(グリニッジ標準時間)を元に計算されているが、JST(日本時間)の設定を可能にする

    2

    ジョブコードステータスをExcelに出力する機能

    この一覧をこのままの状態でExcelダウンロード出来るようにする

    3

    ジョブコードステータスの表示画面にて検索する機能

    4

    インフォカードからメインファイルを削除する機能

    (Documents>ドキュメントインフォカードの追加/編集)

    5

    メインタスクからパブリッシングタスクを分離させる

    パブリッシングのタスクは、サーバーに負荷をかける可能性があるため、メインタスクの実行とは分けて実行する

    6

    Eメール通知に却下理由を含める(Processタスク)→Winner!

    現状、署名時に理由を入力するコメント欄が存在するがその内容がEメール通知などに反映されることはないので、Processタスク上で却下された場合に、配信されるEメール通知に却下理由を含める

    7

    メンテナンスモードを設け、sysadmin以外のログインを制御する

    現状、Portalの構成を変更中であっても他のユーザーがログイン可能となっているので、メンテナンスモードを設け、システム管理者以外のログインを制御する

    8

    「役割の管理者」に「役割」で追加

    現状「役割の管理者」は一人ずつ選択して追加する必要があるが、「役割」で選択できるようにする(Portal>役割>セキュリティ役割の編集)

     

    この選ばれたアイデアについては11月末の発表に向けて既に開発に取り組んでいます。

    それ以外の7つのアイデアについても、もちろん検討リストに加え、順次開発に向けて検討していきます。

     

    今後の予定

    開発チーム「Team Hulk」による開発開始                     11月6日(火)~

    CAGメンバーによる途中レビュー                                 11月14日(水)~22日(木)未定

    「Team Hulk」より新機能発表会                                11月29日(木)10:00~WebExにて

     

    SAVE THE DATE!

    11月29日(木)10:00~

    追ってメンバーの皆様にWebExのリンクをお送り致します。

     

    CAGの感想

    初めての開催であったため試行錯誤の上、今回は90分のセッションとして時間を設定しましたが想定より良い評価をいただき、ご要望もたくさんいただいたので、今後の企画に取り入れつつ少しずつ時間を増やして行けたらと思っています。ご参加いただいたメンバーからいただいたコメントは次のようなものがありました。

     

     

     

     

     

     

    ・Masters Summitのように、ライブで意見を集める方が盛り上がると思います。
    ・集客時に「このイベントが何を行うか」を分かりやすくした方が皆さんに参加いただけると思います。
    バッチレコードが2,3年後に日本でリリースされるという情報だけでなくデモ等も行ってもらいたい。(ハッカーさんの企画ありがとうございました。)
    本日のCAGは大変おもしろい企画でした。ありがとうございました。
    過去にカスタマーから届いた不具合、要望に対する回答・対策事例の紹介。
    今回のアンケートタイプの投票は楽しく参加できました。
    ・来場者同士でも話が出来る時間があると良かった。
    ・要望への対応で難しい部分は、どういった内容がどうして難しいのか(技術面、他への影響など)話を聞いてみたいと感じました。
    ・ユーザーから直接MC社の方とのコミュニケーションできる機会は、非常に有意義であるため、来年以降も続けて頂きたい。
    ・今回の開催は時間が短いので、より長く時間をとった方が良いと感じました。
    ・ハッカーさんの規模としては小さいと思うが面白い企画でした。その場で実施を約束してもらえたのはありがたいです。
    ・社内で講義する際の参考になりました。
    ハッカーサンの企画が投票形式でやりやすかったです。また企画していただければと思います。
    日本で初めてのCAG、とても興味深く参加させていただきました。
    SIベンダーを通して質問することが多いのでMasterControl社の方とのFace to Faceは有用です。
    カスタマーサイトやコミュニティサイトのお話がありましたが、汎用的なナレッジベースがあると良いと思っています。イメージはMicrosoftのKBやサポートページです。
    今回iPhoneでの投票でしたがPCやTabletを使ってMasterControlの画面(UI)で何か企画されると一興です。どの機能、どの画面のことを言っているのかもイメージしたすい。
    企画をありがとうございました。
    やはり、最初に自己紹介の時間があった方が良いと思います。どのような職種の方が参加されているかが分かると以降の発言もしやすくなります。
    Hacka-sanの企画は面白いです。短期間で成果が見られると、ユーザーの満足度も上がると思います。(Team Hulkに期待してます)
    ”Electronic Batch Record"ですが興味があります。”Batch Record"という事で、製薬の分野かと思いますが、”Serial Record"にも対応できる、医療機器製造でも使えるモジュールであることを期待しています。
    「HACKA-SAN」は、新しい取り組みで良いと思うが「設定者」と「使用者」は考え方や意見が異なるので別々にして欲しい
    他社の意見が聞ける非常によい機会でした。
    また、改善頂きたい内容もアンケートで聞いて頂くことができ、企業努力を感じました。
    今後もCAGやアンケートを続けて頂き、私たちの使いやすいMasterControlにして頂けるとうれしいです。
    会社をまたいだ各モジュールのトレーニングなどを企画して欲しい。
    マニュアルだけではわかりにくい点も多いため、デモなどを利用したグループワーク的なセミナーがあると活用しやすくなります。
    最近のレギュラトリーの要求が厳しくなって来ており、説明が難しい事もあるため、FDA対応の方法(MCを用いた)等の企画を入れて欲しい。
    私の部署(製薬企業のPV部内)では、CAPA管理システムのみを2018,11,1より稼働させた所ですが、他のモジュール追加にあたり、他社での複数モジュール使用の状況、トータルでMCを使用することのメリット・デメリット等に関して、簡単なアンケート等を実施し、結果を報告する等していただければと考えます。
    本年度にカスタマーになったばかりです。
    当イベントはuser improvementを目的として、とても評価できる内容だと思いました。日本人の特有の細かい要望を取り上げていただけると助かります。
    End Userというより Internal Admin Userの運用タスクのSupportしてくれるFunctionを実装いただけることを今後提案させていただきます。

     

    アンケートで寄せられたご要望一覧

    5月中に実施されたアンケートやメールにて、製品やサービスについてご意見をたくさんいただきました。出来る限り社内で検討・確認した結果をコメントさせていただきましたが、中には間に合わずリストから漏れてしまった機能強化要望もありました。大変申し訳ありませんが、リストに載っていない機能強化要望については「お客様WEBサイト」に含まれる「リクエストコミュニティ」への登録をお願い致します。リストに載っているご要望については弊社側で順次登録させていただきます(コメント一覧内、緑色部分)。

     

    コメント一覧はこちらをクリックしてください→Comment on Requests

     

    より要望が多く、詳細になっていったタイミングで実現化に向けて対応させていただきますので積極的なご活用をお願い致します。

     

     

    最後に

    改めて今回のアンケートに回答をいただいた方、メールでもご意見や詳細をご説明いただいた方、お忙しい中ご協力いただき誠にありがとうございます。

    日本特有の商習慣や規則を出来る限り考慮した製品・サービスを作りたいと努めてはおりますが、お客様からの直接の声を海外のチームに届けることが要望を実現化するのに一番有効だと考えております。それができる企画や体制を今後も改善していきたいと思いますので、是非皆様の積極的な参加をお願い申し上げます。

     

    2018年11月9日

    マスターコントロール株式会社


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