前回、MasterControl Insiderの読者にMasterControl Insightsのベータプログラムに関する最新情報をお伝えしたのは、製品が稼動する前の9ヶ月以上前のことでした。現在インサイトは本稼働して数ヶ月が経過し、ベータプログラムは初期導入者への提供の段階に移行しています。Insightsの新機能を継続的にリリースしていますが、初期導入者ーの皆様は私たちの進歩に極めて重要な役割を担っています。初期導入者の皆様からは貴重なご意見をいただいていますが、今回は3名の方にお話を伺い、その背景やInsightsのメリットについてご紹介します。

従来のレポーティングとアナリティクス
場合によっては、Jを搭載したツールはうまく機能する場合もあります。しかし、必要なデータを見つけるために素早くフィルタリングし、ドリルダウンする能力に欠けている上に、初期導入者の1人が指摘したように、かなり時間がかかることがあります。

Navigate BioPharma Services Inc. 品質システム担当シニアマネージャー Ed Hendricksonは、「JReportでは、トレーニングレポートを合わせると膨大な量になり、ダウンロードするだけでも時間がかかります」とコメントしました。しかし、"Insightsはそれをすぐに解決してくれました "と述べています。

Insightsではデータの読み込みが速く、検索、フィルタリング、分析がはるかに容易です。JReportでは、特定のレポートが作成できません。また、レポートが作成できても、Insightsと同等のグラフやチャートを作成するには時間がかかります。

Carestream Health Solutions ArchitectのEli Tuber氏は、「MasterControlには、すぐに使えるオプションがあり、必要であれば、それをカスタマイズすることができます。しかし、Insightsの最大の利点は、自分でどれだけ作れるかということだと思います。」と述べています。

MasterControl Insightsの利点
Insightsの可能性と現在の機能は、これらの初期導入者にとって重要なものです。Hendricksonは既にInsightsを使用して、スポンサー監査の前にトレーニングが必要な従業員を見つけ、組織が指摘を受けないようにすることができました。また、定期的なレビューとオンボーディングの問題を特定し、Insightsのおかげで修正することができたといいます。

複数の初期導入者から、Insightsの視覚的な魅力と、普段はシステム管理者にレポートを求めているユーザーにデータを提供できる点についてコメントがありました。

American Laboratories LLCのシニアドキュメントアナリストであるMarsha Hoffmanは、「視覚的に見えることで、これまでシステム管理者に頼っていたユーザーを引き込むことができると思います」と述べています。中には、JReportを使ったことがないユーザーや、一度使ってみたけれどt使いこなせず、それ以降使わなかったというユーザーもいるはずです。Insightsは、より現代的なものに見えます。

Premium Insights​との違い
初期導入者の皆様には、製品開発プロセスにおいて重要な役割を担っていただいているため、Premium Insightsの機能をご提供しています。Premium Insightsには以下の機能が含まれます。

• ドラッグアンドドロップツールによるレポートやビジュアライゼーションの作成
• 組織内の特定の役割を想定したダッシュボードの作成
• 重要業績評価指標（KPI）の作成と追跡
• 人工知能（AI）を活用したInsights

この機能の一部はまだ開発中ですが、Premium Insightsで現在最も利用されているのは、独自のビジュアライゼーションを作成する機能です。最終的には、全てのモジュールのデータが含まれ、ユーザーはでデータを組み合わせることができます。

まとめ
ア初期導入者の皆様は、私たちの開発に協力していただくことで、将来の機能性を垣間見ることができます。しかし、北米とEMEAのマスターコントロールクラウドのお客様は、既にMasterControl Insightsにアクセスできます。Insightsの利点について詳しく知りたい方は、Q&A with the early adoptersをダウンロードしてください。

また、ご質問がある場合やプレミアムインサイトの購入に関する詳細情報をご希望の場合は、お客様のアカウント担当者にご相談ください。

本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社（マスターコントロール株式会社）に帰属します（他社提供のクレジット表記入り画像等を除く）。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。