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2019-06-14ソフトウェア
有意義なデータの利用とレポートの活用について
メトリクス(指標)は、将来の予見に用いることができます。
MasterControlから多くのデータが生成されるということは間違いありません。問題は、それらのデータが組織にとって意義のある方法で利用され、エンドユーザーの助けとなるような方法で活用できているかということです。Jessica Woodwardは、プロフェッショナルサービスコンサルタント兼インストラクターであり、最近のプレゼンテーションにて本トピックに関する彼女の見識を述べました。
メトリクスがなぜレポートにとって不可欠かについての説明は、2018 Masters Summitのセッション「Make the Most of Your Data in MasterControl Analytics(MasterControl レポートによるデータの最大限活用)」で言及しています。
「メトリクスは、インプット、アウトプットとパフォーマンスを定量化する数の情報です。品質において重要であるメトリクスが必要です。過去と現在をトラッキングし、更には将来も予見するものとして役立つのがメトリクスです」と、述べています。
メトリクスは3種類あり、その全てが品質管理において重要なものとなります。
- Extent(範囲):How much(程度)ーどのくらいのトレーニングが実施されているか?承認待ちはどのくらいか?等
- Efficiency(効率):How fast(迅速性)ーどのくらい迅速にトレーニングが完了しているか?等
- Effectiveness(有効性):How well(仕上がり)ートレーニングは問題なく完了できているか?等
JReport デモ
バージョン11.7より、JReport提供のレポートツールがMasterControlのビルトイン機能として追加されています。社内で開発された旧レポートツール(v11.7前)からの変更となります。JReportでは、多くの新規レポート作成機能及びスケールが提供されており、ユーザーによるデータの閲覧、フィルター処理、及び操作が可能となっています。
データの使用を最適化するために、Jessicaが提言しているアドバイスは次の通りです。「第一に、必要とする情報を見定めることです。これによって求められるメトリクスが変わってきます。次に、エンドユーザーが一番理解しやすい視覚的なメトリクスを選択することが重要となります。」
トレーニングモジュールのケーススタディを使用しながら、MasterControlからレポート用のデータを引き出す方法や視覚的にデータを提示する方法を紹介しています。インタラクティブモード、式と集計、チャート表示、グループ化及びグループ化解除といった新しい分析機能の一部も紹介されています。
1つのレポートに必要なデータをまとめ上げること、メトリクスを用いる範囲、効率性及び有効性に関する質問に答えることが、本デモのゴールとなっています。
意義のあるレポート
意義のあるレポートとはどの様に作成するのでしょうか?有効性のあるレポートは、まずメトリクスの「ストーリー」を見定め、ケーススタディで提示したパイチャートのような親しみやすい方法で提示することが重要だとJessicaは語っています。
何よりもレポートは、メトリクスに基づくアクションを示唆している必要があります。ケーススタディにおける推奨事項には、エンドユーザーがトレーニングタスクを完了しなかった理由やタスクの完了に期限の1ヶ月を超過した理由が何であるかを調査対象として挙げられていました。
レポートツールの具体的な利用方法についてはSarah Christensenのオンラインセミナーをご覧下さい。
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