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2022-05-30事例紹介

EBRがGritstone Bio社のManufacturing Dxに貢献した事例

  • マスターコントロールでは、特に品質と製造の卓越性を追求するお客様の功績を称えることに喜びを感じています。その素晴らしい一例が、免疫療法の革新的な開発企業であり、直近の当社主催Masters SummitでDigital Transformation in Manufacturing Awardを受賞したGritstone Bio社です。

    Gritstone社は、Manufacturing Excellenceソリューションに含まれる電子バッチ記録(EBR)を使用して品質と製造プロセスを統合することに成功し、The 2021 Awardを受賞しました。癌の免疫治療法を開発する企業として、製造時のヒューマンエラーを軽減し、製品を迅速に市場に届けることは非常に重要な同社の役割の一つと言えます。

    カリフォルニア州エメリービルに拠点を置くこのバイオテクノロジー企業の製造記録の多くは紙で行われており、そのため多くの手入力と手計算が必要でした。Gritstone社の品質保証(QA)マネージャーである Michael Tesalona氏は、「私たちは人間なので、当然ながら文書に誤りがあり、多くの課題を抱えています」と述べています。

    MasterControl EBRによって、Gritstone社は文書化とレビューのプロセスを合理化し、ヒューマンエラーを減らすことができました。「また、製造と品質保証の間のターンアラウンドタイム(システムに処理を要求してから、結果が出るまでの時間)とレビューにも役立っています」とTesalona氏は述べています。

    MasterControl EBRを使用することで、Gritstone社は、製造プロセスにおいて重要な効率性を進展させ、Review by Exception(例外によるレビュー)とデジタルサインオフによって、品質保証におけるレビューサイクルを最適化することができました。

    Gritstone社のCOOであるErin Jones氏は、「MasterControlを活用したDx化によって、シームレスな製造プロセスが実現しました」と述べています。「このソフトウェアが自動的に計算とデータチェックを行い、入力が仕様通りであることを確認します。これは、クオリティチームが効率的に製品をレビューし、リリースできていることを意味します。"

    「Manufacturing Excellenceに、Review by Exception(例外によるレビュー)という機能があります。現在、私がより多くの時間を費やしているのは、値が限界を超えたとか、何か予期せぬことが起きたといった、より深刻な是正事案です。是正が求められるマイナークラスの事案を探す必要はありません。」QAマネージャーのジェニー・パン氏は、次のように語っています。「誰かの机の上にあるバインダーを物理的に渡す必要がないので、製造QAレビューのプロセスがよりシームレスになりました」。

    MasterControl EBRがどのように企業のイノベーション、進化、効率化を促進しているかについてGritstone社がどのように語っているのか、より詳しくお知りになりたい方は以下のビデオをご覧ください。


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