Virtual Masters Summit 2021にて、Impact Systems, Inc. CEOのMangesh K. Honwadは、MasterControlのアドオンとして、

管理・発行印刷に関するプラットフォームの機能を強化する、Print Control Services（PCS）のメリットについて講演を行いました。

PCSは、紙での記録が必要な文書を印刷するメーカーに特に有効です。ライフサイエンス製造の性質上、相当量の文書が必要とされ、それらの文書を印刷する必要がある場合、現行の適正製造基準（cGMP）に従っていることが重要です。

デジタル記録と紙記録のギャップを埋めるため、PCSの機能により、メーカーはより多くのコントロールを得ることができ、これらの頻繁に起こりうる課題を回避することができます。

• 各印刷物や再印刷物の記録を追跡できていない。
• 同じ印刷物を何度もコピーする。
• 最新の手順書や帳票が使用されているかどうかが不明確。
• 監査時に印刷プロセスの管理を証明することが難しい。
• 実行された印刷物の全ページを照合することが困難である。
  

メーカーは、これらの課題にどのように対処するかと自問しているかもしれませんが、その答えはPCSにあります。PCSを使用することで、メーカーは印刷文書の承認、発行、印刷、再印刷、検索、照合を管理できるようになります。

Honwad氏は、PCS提供する以下の機能を紹介しました。

• 管理・発行された印刷物（印刷・再印刷）のガバナンス。
• 実行された印刷物の全ページの照合。
• プリンターの追加・削除の柔軟な対応（プリンター管理）。
• 印刷監査管理
• 包括的なプリントオーバーレイ機能

PCSにより、メーカーは印刷と再印刷を総合的に管理し、印刷がGxP監査ガバナンスに準拠していることを確認することができます。例えば、新しい標準作業手順書（SOP）が改訂され、施行された場合、印刷された古いバージョンのSOPを呼び出す必要があります。これはPCS内で完結し、21 CFR Part 11に準拠するために必要なすべての認証が含まれています。

GxP印刷物の管理は、重要であると同時に時間がかかるものです。PCSはこのプロセスを合理化し、権限のあるユーザーは品質文書の単一または複数の文書を迅速に印刷することができます。印刷はすべてデスクトップで構成されたプリンターで行うことができ、プリンターの追加や削除が簡単にできるため、これらの努力はさらに簡素化されます。

PCSは、製造業者がドキュメントを印刷し、コンプライアンスを確保するための強力なソリューションです。Sサミットで発表された後、PCSは現在、すべてのマスターコントロールのお客様にデモとディスカッションの機会を提供しています。

このアドオンの詳細については、アカウント担当者にお問い合わせください。

本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社（マスターコントロール株式会社）に帰属します（他社提供のクレジット表記入り画像等を除く）。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。