クラウド四半期・Sparkのお客様向けの最新リリースであるMasterControlバージョン2022.1が2月下旬に正式リリースされ、3月にテストサイトと開発サイトがアップデートされました。本番サイトは4月9日から10日にかけてアップグレードいたしました。今年最初のリリースでは、プラットフォームとManufacturing Excellenceソリューションにいくつかの機能強化が施されています。

以下は、v2022.1のアップデートの一部です。

MasterControlプラットフォームの機能強化

• 監査ログの更新 - 監査ログは、ユーザーがプロセス中のパケットタスクとして変更されたステップを含むようになり、ユーザーは、パケットにユーザーが追加されたとき、監査証跡のワークフローのどのステップなのかを簡単に判断できるようになりました。また、MasterControlで作成されたすべての文書を監査ログでトレースすることができるようになりました。
• PDF Viewerの "View InfoCard" - PDF Viewerの "Edit InfoCard "ボタンが "View InfoCard "ボタンに更新されました。この機能により、InfoCardの編集権限を持つユーザーが誤ってInfoCardのメタデータを編集することを防ぐことができます。
• Print Control Servicesの統合 - MasterControlは、Impact Systems, Inc.と提携し、MasterControlとImpact SystemsのPrint Control Services（PCS）ソリューションを統合し、強力な管理コピーおよび発行プリント機能を可能にしました。

その他のプラットフォームの強化により、ユーザーはタブを開くことなくリンクや添付ファイルの数を確認したり、7万行以上のデータを持つeフォーム内でデータ構造を使用したり、ジョブコードInfoCardから一度に単一または複数のコースを削除したり、その他にも様々なことができるようになりました。

Manufacturing Excellenceの機能強化

• 相対的な制限 - 生産記録の別のフェーズで記録された数値や計算の入力または出力に基づいて、制限を指定できるようになりました。マスターテンプレート作成時に特定の制限が不明な場合、レコード内の別のステップとの相対的な関係で、制限を動的に適用することができます。
• 合格/不合格のアクションを例外によるレビューページに表示 - ユーザーは、レコードをナビゲートして確認するのではなく、興味のある合格または不合格ステップを集約して、合格または不合格の選択を例外によるレビューページに自動的に表示させることができるようになりました。
• スタンダードライセンスのアップデート - 製造業のスタンダードライセンスをお持ちのお客様は、製品ファミリーツールを使用した特定のステップの自動N/A、マスターテンプレートリストページでのアクセス制限、フォーミュレーションツールを使用したオートスケールバッチなどをご利用いただけます。

また、Manufacturing Excellenceの強化により、外部システムへのリアルタイムでのデータ送信や、マスターテンプレートから試験的に起動された製造記録をより簡単に検索できるようになるなど、統合の幅が広がりました。

v2022.1についての詳細

v2022.1 に含まれる新しい機能強化の詳細については、v2022.1 の概要ページをご覧ください（上記で取り上げた特定の機能に関する簡単なデモを含む）。最新のクラウドリリースへのアップグレードの詳細については、お客様のアカウント担当者にお問い合わせください。

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