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2021-12-17ソフトウェア
待望のプロダクトファミリー機能がついに登場
新しい製造記録やマスターテンプレートを作成することなく、製品のバリエーション間で小さな変更を行うことができるようになりました。マスターコントロールのVirtual Masters Summit 2021(北米向けユーザーイベント)で、コンサルタントのSue Echavarriaは、プロダクトファミリーの利点とMasterControl Mxの使用方法について紹介しました。
時間を節約するメリット
1つの製品で同じ製造工程を繰り返すが、バリエーション(強度、容器サイズ、個数など)が異なる場合は微調整を行うことが一般的です。MasterControl Mxでは、これらの変更をすべて1つのマスターテンプレートから管理することができます。
すべてのマスターテンプレートと同様、例外によるレビューも可能です。製造記録の全ページを精査して行単位で確認するのではなく、電子の製造記録上で仕様から外れた項目だけを確認すればよいのです。
Echavarriaは、製品群に関連する基本的な手順と機能を示すために、フレーバードリンクの製造を例にとって説明しました。
プロダクトファミリーの定義
マスターテンプレートに、フレーバー、シュガータイプ、容器サイズという3つのグループを追加し、プロダクトファミリーを定義しました。それぞれのグループには、いくつかのオプションが含まれています。例えば、フレーバーでは、チェリー、オレンジ、ライムなどの選択肢があります。グループやオプションの数には制限がないことを、Echavarriaは説明しました。
バリエーションを作成
プロダクトファミリーを定義したら、マスターテンプレートを使って、製品ファミリーごとに必要なバリエーションを選択するだけです。Echavarriaの例でいえば、チェリー味のドリンクに砂糖の代替品を入れて、16オンスの容器に入れたものがこれにあたります。
SKU(品番)機能の活用
企業は、選択したSKUに基づいてプロダクトファミリーを構成することができ、これを現在のナンバリングシステムと一致させることができます。言い換えれば、特定のSKUを特定の製品バリエーションに関連付けることができます。マスターテンプレートから、ユーザーはSKUを入力するだけで、プロダクトファミリーのオプションが自動的に入力されます。
また、SKUを使用することで、ミスを防止することもできます。製造記録を開始し、マスターテンプレートを選択すると、プロダクトファミリーのオプションを変更することが可能であり、それが間違いにつながる可能性があります。一方、マスターテンプレートのドロップダウンメニューからSKUを選択した場合、プロダクトファミリーオプションはハードコードされているため、編集することができません。
まとめ
プロダクトファミリーは、時間を大幅に短縮し、使い方も簡単です。詳細については、弊社担当またはパートナー企業までお問い合わせください。
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