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2021-11-22コラム

新型コロナウイルス向けワクチンに関わる文書をマスターコントロールで管理

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    OSHA(労働安全衛生局)の新型コロナウイルス向け緊急暫定基準(ETS)をめぐる不確実性が続く中、多くの雇用主が新しい指令に従うべきかどうか、またどのように準備すべきかに頭を悩ませています。

    11月4日に発表されたOSHAの新型コロナウイルス向けETSは、100人以上の従業員を抱える雇用主に対して、12月5日までに新型コロナ向けワクチン接種の義務化、あるいはワクチン接種か定期検査、職場でフェイスカバーを着用するかという選択を従業員に与える「ワクチン接種または検査方針」を策定、実施、施行することを求めています。対象となる従業員は、1月4日までに完全なワクチン接種を受けるか、毎週、新型コロナの検査を受け始めることになります。

    現在、ETSは裁判で係争中であり、今後の訴訟の行方次第では、この基準の行方は最終的に不透明なままとなるかもしれません。様子を見るというアプローチを取る雇用主もいれば、訴訟が続いている間、ETSが発効するものとして準備を進めるという選択をする雇用主もいるでしょう。

    各企業は、どのアプローチが自社と従業員にとって正しいかを判断する必要があります。しかし、判決を待って計画を立てると、ETSの停止が解除され、発効までの期間が短くなった場合、雇用主は厄介な状況に陥るかもしれません。計画を立てて準備し、先の法的課題の状況に目を光らせておく方がよいでしょう。

    どのような方向性がベストと判断されるにせよ、新型コロナウイルス向けETSには不変のものがあり、それは企業がコンプライアンスを示すことが求められるということです。つまり、ドキュメントを記録しておくということです。

    マスターコントロールを導入していれば、ソフトウェアを使用して、セキュリティ保護されたプライベートフォームからステータスを追跡・記録することができます。従業員にはワクチン接種の状況や健康情報の機密保持が保証され、雇用主には監査があった場合、ETSに従っていることが保証されます。

    この取り組みでお客様を支援する為、当社は、お客様がマスターコントロールにインポートできるテンプレートファイルを作成しました。このフォームには、ETSに従って文書化されなければならない必要な情報のフィールドが含まれています。例えば、従業員が予防接種を受けている場合、接種日と予防接種カードの画像を提供する必要があります。従業員が予防接種を受けずに検査を受けることを選択した場合は、ETSに記載されている特別な配慮を選択する項目が含まれています。

    また、ワクチン接種か検査を選択した場合、未接種の従業員が職場に入る際には、検査結果を文書化することが求められます。これも、マスターコントロールで行うことができます。ここで提供するフォームファイルには含まれていませんが、マスターコントロールのeフォームビルダーを使えば簡単に作成することができます。

    新型コロナウイルス向けETSの将来はまだ裁判所次第ですが、雇用主は、裁判所命令が変更または解消された場合、来るべき期限に備えておくとよいでしょう。マスターコントロールを使って従業員の予防接種と検査の状況を文書化したい場合は、フォームのテンプレートをダウンロードできます。

    新型コロナウイルス向けETSの詳細についてはOSHAのETSページでファクトシートとFAQを、National Law Reviewで概要を、SHRMでETSが存続する場合に雇用主が準備すべき理由に関してご確認いただけます。

    本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社(マスターコントロール株式会社)に帰属します(他社提供のクレジット表記入り画像等を除く)。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。


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