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マスターコントロールからのお知らせです。

2021-08-27ソフトウェア

Hackathonとリクエストコミュニティー

  • マスターコントロールでは、お客様向けイベントにて「Hackathon(ハッカソン)」という企画を年に3回、開催しています。Hackathonは、トーナメント形式でお客様が提案した新機能のアイデアに投票し、実際にマスターコントロールのソフトウェアに実装する人気企画です。このイベントに参加できないお客様は、弊社のお客様専用サイト内にあるリクエストコミュニティー(英語サイトではUserVoice)で、新機能に対する投票が可能となっています。特にここ数年は、当該サービスに関する運用の見直しを実施し、お客様からご投稿いただいたアイデアをより重視する運用になってきています。


    マスターコントロールの視点

    過去2年間でお客様からのご要望から実装した機能の数は約4倍に増加しており、その理由について、弊社のプロダクトマネジメントのディレクターであるErin Wrightは、次のように述べています。

    「弊社では、継続的な開発計画の一部として、UserVoiceやリクエストコミュニティーからの新機能要望を取り入れることで、お客様の声をより反映する取り組みを推進してきました。」

    また、お客様からの要望の一部は、当社のInnovation Weekにて挙げていただいた内容も含まれます。

    2週間に一度、製品企画や開発、ユーザーエクスペリエンス、サポートなど、複数部門の担当者から構成されたチームが集まり、UserVoiceやリクエストコミュニティーにて寄せられた内容をレビューしています。そして、投稿内容をチェックし、同様の機能がシステムに既に存在していないか、現在開発中となっている機能に含まれていないか、などといった点を確認しています。その中から、実現性が高く、得票数の高い機能が採用されます。

    ご自身の要望がより採用されやすくなるポイントは、MasterControl Cafe(英語サイトのみ提供)等を通じて、ご自身のアイデアについて他のお客様と会話することが効果的です。

    ユーザーが編集中に間違えてリコールすることを防止する機能が採用されたお客様は、実際に完成した機能をご覧いただいた際、涙を流しそうになりながら、多くの時間が節約が可能になるとのコメントも頂きました。他のお客様も同様の経験をされていると思います。


    お客様の視点

    BoneSupport社のMaria Bengzon氏は、ソフトウェアに対する品質のスペシャリストで、マスターコントロールのシステム管理者を務めており、ご要望された機能を実際に実現されたお客様の一人です。アップグレードやカスタムフォーム、バリデーション、エンドユーザーに対するサポート等に関わっています。

    ご要望いただいた内容は、監査証跡の記録として変更した項目の情報をより詳細に記載することでした。

    「機能強化する前の機能では、関係性に関する記録がない為、何が起こったのか分からないケースがありました。そのフィールドを変更したことは分かるのですが、それが何のデータなのかまでは確認できなかったのです。」

    手作業で何度も検索をすれば必要な情報を得ることができたが、その情報に辿り着けないこともあったとも述べています。しかし、新機能が搭載されたことで、より効果的なトラブルシューティングが可能となり、多くの時間を節約できることを期待しています。現在、テスト環境にて同機能の効果を確認しており、本番環境での利用開始も近日中に予定しています。

    「まだ確認中の段階ではありますが、変更内容が既に把握できる状態になっています。新規の監査証跡のみ反映されると思っていましたが、過去のデータも同様に確認できるようになりました。」


    皆様からの要望をお待ちしています!

    ソフトウェアに対する新機能のご要望は、Masters ForumやMasters Summit、Masters Coferenceを待つ必要はありません。日々の業務にてご利用いただいているお客様が弊社製品の改善点を最も把握されていると考えており、そのようなご要望は、常にお知らせいただきたいと考えています。Wrightも、お客様が使いやすいように改良すべき小さな変更点が多くあることを認識しており、これからもUserVoiceやリクエストコミュニティーに対する取り組みを強化していきたいと考えています。是非、この機会に新機能の投稿や他のお客様の要望に対する投票をご体験ください。

    本投稿は、英語の文献を元に翻訳または抄訳及び校正を行っており、本サイトに掲載されている全ての情報や画像の著作権は、当社(マスターコントロール株式会社)に帰属します(他社提供のクレジット表記入り画像等を除く)。コンテンツの再発行及び再配布は、個人利用の場合を除き、当社より許可を得た場合のみ可能です。また、本ブログを含む当社のWebコンテンツを利用することで発生する損害やトラブルについて、当社は一切の責任を負いません。


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