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マスターコントロールからのお知らせです。

2021-06-30ソフトウェア

リリースのお知らせ:MasterControl 2021.2(※SaaSサービス海外利用者向け)

  • ※日本国内のSaaSサービス(年次リリース)の次回のアップグレードは、Version 2021.3を予定しています。本稿でご紹介するVersion 2021.2の内容は、Version 2021.3にて導入されますので、今しばらくお待ちください。

    マスターコントロールの最新版であるVersion 2021.2が登場しました。この四半期ごとのクラウドリリースでは、カテゴリーオーガナイザーの新しい包含/除外などのプラットフォームのアップデートや、期間制限といったMasterControl Manufacturing Excellence(以下、MasterControl Mx)の機能など、様々な機能強化が行われています。

    以下では、v2021.2に含まれるアップデートの一部をご紹介します。


    プラットフォームに対する機能強化

    全てのソリューションに関係する機能強化の一つとして、カテゴリーオーガナイザーの包含/除外オプションが追加されました。ユーザーはカテゴリーオーガナイザーにオプションを手動で追加したり、削除したりすることができます。これまでは、すべての新しい値がデフォルトで追加されていました。これを手動で行うことにより、追加したいオプションのみを含めることができます。

    「例えば、カスタムフィールドがあり、特定の値だけを表示させたい場合、これまでと同様に値を設定することができますが、新たなカスタムフィールドの値はそのタクソノミーに追加されないように設定することができます」

    Lane Hirning
    Product Management Director
    MasterControl Inc.

    もう一つのアップデートは、ユーザーインターフェースの変更で、複数ユーザーの設定画面で、ユーザーや役割を一括で削除できるようになりました。この「全選択」オプションは、大量のユーザーを削除する必要がある場合に、全てのユーザーを削除した後、必要なユーザーだけを追加することで時間を節約することができます。

    「この機能強化は、ステップごとにユーザーを大量に変更しなければならないときに非常に役立ちます。」

    v2021.2では、コラボレーションリーダー向けのユーザーピッカー機能により、コラボレーション・ワークスペースのユーザーピッカーからコラボレーションの責任者を選択することができます。この機能により、コラボレーションの責任者が誰であるかが表示され、コラボレーションが滞ったときの連絡先となります。

    「この機能は、コラボレーションの責任者を表示し、コラボレーションが遅れたときの連絡先となります。」

    また、v2021.2では、パケットの拒否時に「拒否理由」のドロップダウンやアドバンスパケットの期限を設定できるオプション、システムにログインする際にユーザー認証を要求する機能も追加されました。


    MasterControl Mxに対する機能強化

    v2021.2のMasterControl Mxでは、ノートが製造記録の作成を通じて追加された際、「例外によるレビュー」ページ内にノートが自動的に表示されるようになり、見つけやすくなりました。

    「製造記録のレビューをされる方は、わざわざノートが設定されているステップにいき、ノートを展開して確認する必要がなくなりました。」

    Katie Farley
    Senior Product Manager
    MasterControl Inc.

    また、MasterControl Mxのユーザーは、期間のデータタイプに制限を加えることができるようになりました。例えば、2つの日付を入力し、その期間を表示する場合、ビルダーは入力制限として最小値と最大値を設定することができます。この機能強化により、ユーザーが正しいタイムフレームを満たし、期間制限が適用されていることをより確実に確認できることです。

    MasterControl Mx - Standardのお客様向けには、製品ファミリー機能が強化され、複数の製品ファミリーグループと、そのグループ内に複数の製品ファミリーオプションを作成できるようになりました。複数の製品ファミリーとオプションを設定できるようになったことで、システムに必要なマスター・テンプレートの数を減らすことができます。

    「グループの数に制限がないことで、マスターテンプレートの作成が非常に簡単になり、必要な量とそれに伴う複雑さを減らすことができます。」

    v2021.2では、フェーズビルダーにすべてのフェーズステップのヘッダー(プロパティ)を表示する手動オプション、例外によるレビューのページから常にフェーズステップを表示する設定オプション、製品ファミリーツールを使用した計算で使用される数値ステップに変化を与える機能など、製造に関する追加機能が追加されています。


    v2021.2に関する追加情報

    お客様(SaaS:四半期リリース)は、今月中にテストサイトと開発サイトがv2021.2にアップデートされました。本番環境は7月にアップデートされる予定です。

    クラウドのv2021.2リリースの詳細については、弊社担当またはパートナー企業までお問い合わせください。


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