クラウドコンピューティングは急成長を遂げており、弊社製品の市場においても同様の傾向を認識しております。ここ数年の間に新規でご契約いただいたお客様のほとんどがクラウドサービスをご採用いただいており、また、多くの既存のお客様もクラウドベースのソリューションに移行されました。

相関性のある傾向として、オンプレミスにて運用されるお客様が減少してきており、特にOracleのデータベースにて弊社製品をご利用いただいているお客様が大きく減少してきています。現時点で既に非常に小数のお客様のみ、Oracleのデータベースをご利用いただいており、サポートを継続することが経済的に不可能な状況になっています。

つきまして、今秋にリリースを予定しているMasterControl Version 11.7を最終リリースとして、Oracleのデータベースへのサポートを終了いたします。ただ、データベースの移行計画の策定は、時間を要するものと理解しています。その為、Version 11.7へのメインストリームサポートは、通常より1年延長し、2020年9月までご提供いたします。前述の通り、その期間をご活用いただき、移行計画等に充分な時間を充当して頂けたらと考えています。

現在、Oracle製品にて弊社ソリューションをご利用いただいているお客様向けのオプション

1.　クラウドサービスへの移行

2.　Microsoft SQL Serverへの移行

3.　Version 11.7へアップグレード、その後、#1または#2へ移行

移行に関するアドバイザリーサービス（有償）も提供していますので、あわせてご検討ください