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マスターコントロールからのお知らせです。

2021-03-05ソフトウェア

Internet Explorer 11に対するサポート終了について

  • マイクロソフト社では、Internet Explorer 11に対するサポートの終了を予定しており、弊社製品をご利用いただいているお客様にも影響が及ぶ可能性があります。
     
    マイクロソフト社は、Office 365のアプリ及びサービスのInternet Explorer 11に対するサポートを終了することを発表しました。2021年8月以降、Office 365やOne Drive、Outlook等といったオンラインサービスは、Internet Explorer 11をサポート対象外とします。Internet Explorer 11をその後も継続利用される場合、正常な動作をしない、またはOffice 365にアクセスできなくなる可能性があることや、Office 365に新規で搭載される機能等も使用することができません。さらに、セキュリティー面の脆弱性もサポート対象外になるとのことです。
     
    また、Microsoft Edge(旧バージョンまたはレガシー版)に対するサポートの終了も3月9日(火)を予定しており、セキュリティーパッチの提供が終了するとのことです。
     
    マイクロソフト社の目的は?
     
    Internet Explorerの開発は2015年に終了、Microsoft Edgeが代替製品としてリリースされ、今後の機能拡張やプラットフォーム アップデートは、Microsoft Edgeのみを対象とすることが発表されました。それ以降、マイクロソフト社は、IEを互換性が目的のソリューションと位置付け、同製品の利用の中止を呼びかけました。
     
    同社のブログでも、「Internet Explorerは、互換性を目的としたソリューションであり、今後のWeb規格はサポートされません。多くのWebサイトは正常に動作すると思いますが、開発者の多くはInternet Explorerによるテストを既に行っておらず、最先端のテクノロジーを使用したブラウザーを使用しています。」、「従来の規格を採用し続け、そのアプローチに対する最適化を行うことは、業界の最新のソリューションが使用できない状況を生み出す可能性があります。」などの発表がありました。
     
    マイクロソフト社では、旧Edgeへのサポートが終了する3月9日までに、Chromium(クロミウム)をベースに開発された新しいMicrosoft Edgeへのアップデートをユーザーに推奨しています。また、今後のデバイスやWindowsアップデートにも同ブラウザーが含まれるとのことです。この新しいEdgeに対して、「セキュリティー機能や同社のエコシステムとの圧倒的な相互運用性を搭載することで、同社が提供する最高のブラウザーになった」とコメントしています。
     
    マスターコントロール及び他社の対応は?
     
    YouTubeやYahoo!、Trello、Spotifyなど、利用者の多いWebサイトは公式にIEに対するサポートの終了を発表しています。また、Teamsなどマイクロソフト社の自社製品についても、既に同様の発表を行いました。
     
    マスターコントロールでも、全ての最新テクノロジーを使用したブラウザーに対するサポートを行なっています。弊社は、新機能の追加等を通じて、システムのパフォーマンスやセキュリティーの改善に常に注力しており、旧世代のテクノロジーを使用したブラウザーの効率性に対する影響等を懸念しています。その為、弊社でもInternet Explorer 11に対するサポートを終了し、2021.1よりMicrosoft Edgeに対するサポートを開始いたします。
     
    この変更によるお客様への影響について
     
    v2021.1より、お客様にも次のような影響があります。
     
    • SaaSをご利用されているお客様:IE11またはそれ以前のブラウザーに対するサポートは終了となりますので、サポート対象となっているブラウザーへの移行を推奨いたします。
    • オンプレミス、APAC(アジア・パシフィック)地域のお客様:IE11またはそれ以前のブラウザーに対するサポートは終了となります。尚、Classic 20をご利用いただいているお客様への影響はございません。
     
    v2021.1をリリース後は、Internet Explorerのみで発生する障害修正も終了いたします。また、IEでv2021.2以降のリリースを使用する場合、一部機能が使用できない場合がございますので、ご注意ください。
     
    お客様側での対応について
     
    マスターコントロールでは、Microsoft Edgeを含む全ての最新テクノロジーを使用したブラウザーをサポートしています。
     
    SaaSをご利用されているお客様:IT部門とご相談いただき、IEの利用中止及びマスターコントロールがサポートする最新のブラウザーへの移行をお願いいたします。
    オンプレミス、APAC(アジア・パシフィック)地域のお客様:SaaSに移行される際、最新ブラウザーへの移行が必要となります。セキュリティー等の懸念から、早めの移行を弊社では推奨しています。
     
    Internet Explorerを使用して弊社システムにログインしたことを検知した際、v2021.1以降では同ブラウザーはサポートされていないことをお知らせするポップアップ通知が表示されますので、必要に応じてシステム管理者の方とご相談ください。また、Microsoft Edge以外でサポート対象となっているブラウザーを確認するには、マスターコントロール内のヘルプファイルをご覧ください。

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