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2020-12-23コラム
エキスパートが紹介するJReport(レポート機能)
- マスターコントロールにJReportが導入されて以降、その活用方法については、導入プロジェクトやトレーニングなどで様々なトピックが議論されています。このツールには非常に多くの機能が搭載されており、どこから始めれば良いのかといった疑問を抱える方も少なくないと思います。そのような方向けに、北米のお客様向けイベント「Masters Summit」では、サポートエンジニアのScott Baggaleyにより、2種類のレポートの作成方法に関するセッションが行われ、本稿ではその内容についてご紹介いたします。はじめにまず、ツールの利用を開始する前に、レポートを使用することの目的について検討することが説明されました。必要なレポートの種類やデータの設計を行うためです。また、テンプレートとして用意されているレポートを活用する上でも、この内容の精査を行うことで、最も近いレポートがどれなのかを判断することにも役立ちます。そして、レポートを作成し、どのように利用するのかという点も重要です。データをエクスポートするのか、エクスポートする場合はPDFまたはExcelで使用するのか、そのような点は、作成するレポートのサイズに影響するため考慮が必要です。ウィザード機能もし、既にJReportを使用したことがある方であれば、作業している時間の中で、待機している時間があることをご存知だと思います。レポートから列を削除したら反映されるまで待機し、列を追加すると、同様にレポートが更新するまで待機するといった時間のことです。ただし、この待ち時間を回避することは可能です。もし5つを超える列の追加や削除を行う場合には、ウィザード機能を使用してデータを更新してみてください。ウィザード機能を使用しても待機時間は発生しますが、各操作を待つわけではなく、一括で操作することができる為、一つ一つ作業するよりは作業時間を短くすることができます。レポート#1:標準レポート標準レポートの説明でも、このレポートに追加したいデータの大部分はウィザード機能で追加できる為、その使用方法から説明が行われました。レポートを一度作成し、現時点でどのような構成になっているかを確認します。最初から完璧なレポートを作成することは難しいので、まずは凡そベースとなるレポートを作成し、その後微調整をかけていくアプローチを推奨しています。このセッションでは、全ての文書の一覧及び、作成にかかった時間が表示されたレポートを作成し、その後SOP(標準業務手順書)だけが一覧に表示されたレポートへと修正を行っていきました。レポート#2:サマリーレポートサマリーレポートとは、通常のレポートよりも情報量としては少ないけれど、様々な情報が完結に確認できるようなレポートを意味しています。その為、全ての列を表示し、不要な列は非表示にするといった方法ではなく、見たいデータだけを表示し、他の全てのデータは非表示にする方法で作成を行います。このセッションでは、部門毎に完了済となっているトレーニングの割合を表示するレポートの作成が行われました。このデータを表示するには、集計と数式を適用し、カスタマイズされた列を表示する必要があり、その操作方法に関する説明を行いました(詳細は下記の動画を参照)。セッションの録画はこちらから(※英語)今回のセッションでご紹介した内容は、下記の動画にアクセスすることでご覧になれます。
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