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2020-12-14イベント
Virtual Masters Forum 2020：イベントレポート
現在の新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、リモート配信によるイベント「Virtual Masters Forum 2020」が開催されました。Masters Forumとして初めてリモート配信での開催ということもあり、弊社でも様々な不安がございましたが、多くの皆様にご参加いただけたこと、また、会期後のアンケートにも多くの方から好意的なお言葉を頂戴し、私たちも安堵しております。発表いただいた講演者の方々には、来場者がいない会場での講演になるなど、従来とは異なる環境下での開催となりましたが、ご多忙の中、講演資料や配布資料の準備から、不慣れな環境での講演に対する対応など、従来より大変であったことと存じます。心より感謝申し上げます。当日11時より、現在弊社製品をご利用いただいているお客様限定のイベント「Customer Advisory Group（CAG）」が開催されました。弊社役員からの挨拶やアンケート結果の発表、お客様表彰の後、新機能投票イベント「Hackathon（ハッカソン）」を行い、「Eメール通知に「コメント」を表示」が採用されました。こちらの機能は、現在開発を進めており、終了次第同機能のご紹介を予定しております。その後、CAGでは初めての企画となる「Quality Quiz Challenge」を行いました。こちらは、スポンサー企業の方々、及びマスターコントロール役員等から収集したクイズにご参加いただくイベントでした。結果は非常に接戦となり、残り数問で順位が入れ替わるなど、運営側の私たちもドキドキしながら進行させていただきました。上位入賞された方々には、郵送にて景品を随時発送しておりますので、到着まで今しばらくお待ちください。13時からは、一般のお客様もご参加いただき、メインセッション及びサブセッションを開催いたしました。弊社CEOのJon Beckstrandからは、現在の新型コロナウイルス感染状況を踏まえたお客様との関係や、AI（人工知能）に対する弊社の取り組み、そして、日本法人代表取締役のChad Foxからは、マスターコントロールの日本国内に対する様々な取り組みをご紹介させていただきました。続いて、製品分野のEVPであるMatt Loweより、次期バージョンに搭載される様々な機能のご紹介をさせていただきました。苦情管理や逸脱管理、CAPAといった品質イベント管理の新機能や、分析機能（MC Insights）のご紹介もさせていただき、初めてご覧になった方々も多くいらっしゃったとは思いますが、どちらも既存機能に対する大幅な強化であり、拡張性の高い仕様となっております。そのため、従来では難しかった分野への適用や、既存業務の更なる電子化や自動化の推進に繋げつことが出来ると考えております。その後、お客様事例紹介として、味の素株式会社の田中様にご登壇いただき、味の素社のご紹介や取り組み、そして、弊社製品の運用内容等についてご紹介いただきました。紙運用における課題やDI対応、導入プロジェクトにおけるご経験など、貴重なお話をお聞きすることができました。また、このような状況下ではございましたが、当日は田中様にリモート配信会場へお越しいただいたこと、厚く御礼申し上げます。15時15分からはサブセッションを開始し、製造記録の電子化が可能なMasterControl Mxや品質管理の新機能、ビッグデータやAIに関する取り組みについて、弊社からご紹介させていただきました。特にMasterControl Mxの講演では、次期バージョンにてリリースを予定している、様々な新機能をご紹介いたしました。現在、多くのお客様に新規導入やアップグレードをご検討いただいていると思いますので、ご参考になれば幸いです。
最後の15時15分からの講演では、アズビル株式会社、及び富士通株式会社様にご登壇いただきました。アズビル様からは、弊社プロセス管理機能の概要説明の後、実際の導入事例に基づいたフォームの構築事例やその後の傾向分析などについて、ご紹介いただきました。富士通様からは、2020年のコロナ禍におけるプロジェクトの事例に基づいて、リモートでのサービス提供におけるポイントや課題、そして、ニューノーマルと呼ばれるコロナ後にも続く新しいシステム導入や、運用の在り方についてご講演いただきました。Virtual Masters Forum 2020は、皆様とお会いすることが叶わず、その点では非常に残念ではございましたが、視聴者数におきましてはこれまでのイベントを大幅に上回る、多くの方々に本イベントにご参加いただくことができました。会場への移動等が不要になることと、従来は東京での開催であった関係で、関東圏以外の方にはご足労いただかなくてはならなかった一方、リモート配信はPC等で手軽に参加することが可能であった為、より多くの方々に情報を直接お伝えする点では、リモート開催の良さもあったのではと弊社では考えております。2021年のMasters Forumは、感染状況を見据えながらの判断にはなりますが、開催を予定しておりますので、次回の詳細が決まり次第本Webサイト等を通じてご案内させていただきます。
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