新着情報
マスターコントロールからのお知らせです。
2020-04-20ソフトウェア
MasterControl SaaSとMasterControl Classic ~Choosing the Best Path Forward~
弊社では、今後のソフトウェア業界は、クラウド環境にてソフトウェアをサービスとして提供するSaaS(Software-as-a-Service)を中心に進んでいくと考えています。しかし、この移行には、様々な対応が必要となるケースもあり、一部のお客様にとっては大幅な変更になることを認識しています。そのような状況が各社によって異なる現状を踏まえ、弊社では、複数の提供モデルからお客様にとって最適な形態を選択できる環境を整え、ソフトウェアのリリースを行ってまいります。
2019年以降、従来より提供していた年次リリース版はSaaS向けとなります。そして、2020年7月~9月にリリースを予定(日本語等の言語パックは2020年10月~12月)しているClassic 20は、オンプレミス/クラウドサービス(ホスティング)の環境向けとして、新しく追加を予定しています。
なぜ、マスターコントロールはソフトウェアのコードを分けたのですか?
弊社製品は、SaaSまたはオンプレミス/クラウドサービス(ホスティング)のいずれかで、ここ数年、ご利用いただいてきた一方、ソフトウェアに対する期待・要望は、それぞれで内容が異なってきている現状です。また、SaaSをご採用いただくお客様の増加に合わせて、ソフトウェア全体の仕様もSaaSの提供が可能な環境に合わせる必要もあり、結果として、コードを分ける判断となりました。
SaaS以外のお客様には、より安定したプラットフォームにてマスターコントロールをご利用いただけるようになり、SaaSのお客様には、定期アップデートを通じて、最新の機能やテクノロジーを活用した様々な機能をタイムリーにご利用いただけるようになります。
SaaSを現在、検討している場合には、どのような影響がありますか?
現在、ご利用いただいているまたは新規での導入を検討されている場合、まず、アップデートの頻度を四半期毎または年毎から選択できるようになります。そして、機能やパフォーマンスの強化に関わるアップデートの提供が従来よりタイムリーになりますので、常に最新のバージョンをご利用いただけるようになります。
リリース サポート バリデーション お客様の選択内容によって、四半期毎または年毎で自動的にアップデートされます。また、四半期毎のリリースをご選択された場合、サードパーティー製品についても、最新のバージョンがサポートされます。 現在のメインストリームサポートは、四半期または年次のリリースが提供されている期間、提供されます。また、障害に対する修正は自動的に適用され、修正に関わる文書も従来通り、提供されます。 VxTを活用したバリデーションは最新バージョンでもご利用が可能です。また、バリデーションに関わる文書は、お客様サイトを通じて提供されます。 オンプレミス/クラウドサービス(ホスティング)を継続して利用する場合には、どのような影響がありますか?
現在、Classic 20の開発は最終段階に来ており、このバージョンのリリースが近いことを弊社としても喜ばしく思っております。Classic 20は、2018年の年次リリースに対する大幅なアップグレードであり、SaaS版に既に提供している幾つかの新機能も搭載予定です。
Classic 20の設計・構想には、新機能等の提供に関わるバリデーション及び業務への影響が念頭に置かれています。その為、オンプレミスでは使用しないSaaS向けの機能に関しては、潜在的な課題の発生を防止する策が適用されています。また、OQなどのバリデーション文書も提供されます。
そして、Classic 20に対するサポートは2023年までとなり、障害対応や関連サービスの提供も従来通り、継続されます。
リリース サポート バリデーション Classic 20は、ソフトウェアの安定性が中心に設計されたバージョンです。新機能や障害修正のタイムリーな提供をご要望の場合はSaaSが推奨となります。 Classic 20は、2023年までメインストリームサポートが提供され、修正プログラムの適用は、お客様からのご依頼を受け次第、実施いたします。修正プログラムに関わる文書は従来通り、提供されます。 サブスクリプションまたはMSAを締結されている期間は、全てのバリデーション文書が提供されます。また、アップグレード時には、必要に応じて、バリデーションサービス(別途有償)の提供もございます。 SaaSへの移行に関して、前述のアップデートの頻度についてご懸念があるお客様には、担当者が内容をお伺いし、現状の課題解決へのサポートを行っております。また、移行に関する追加サービスやスケジュールのご提案などもあわせて行っておりますので、お気軽にご連絡ください。
また、同製品への移行にはライセンス形態の変更も伴いますが、新規で改めて製品を再購入することなく、ご利用いただける提案も行っておりますので、あわせてご検討いただければと思います。
本発表のダウンロード版は、こちらをクリックしてください
アーカイブ |
---|
|